29. 心あてに 折らばや折らむ 初霜の おきまどはせる 白菊の花 / 凡河内躬恒
(読み)
こころあてに おらばやおらん はつしもの おきまどわせる しらぎくのはな / おおしこうちのみつね
(訳)
慎重に折るなら折れるでしょうか。一面に降りた初霜で見分けが付かなくなっている白菊の花が。
(作者)凡河内躬恒(おおしこうちのみつね)。
59代宇多天皇、60代醍醐天皇に仕えた。勅撰集に200首の歌が残る歌人。
(品詞)
・心あて
名詞
・に
助詞・格助詞
・折ら
動詞「折る」ラ四(未然)
(ら/り/る/る/れ/れ)
・ば
助詞・接続助詞
・や
助詞・係助詞
・折ら
動詞「折る」ラ四(未然)
(ら/り/る/る/れ/れ)
・む
助動詞「む」意志(連体)
未然形接続・四段型
(〇/〇/む/む/め/〇)
・初霜
名詞
・の
助詞・格助詞
・おきまどはせ
動詞「おきまどはす」サ四(已然)
(さ/し/す/す/せ/せ)
・る
助動詞「り」存続(連体)
四段・已然形接続(サ変・未然形接続)
ラ変型
(ら/り/り/る/れ/れ)
・白菊
名詞
・の
助詞・格助詞
・花
名詞
(活用語)
心あてに 折らばや折ら む 初霜の おきまどはせ る 白菊の花
[動詞]
・折る
[助動詞]
・む・・「む」意志
・る・・「り」存続
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