28. 山里は 冬ぞさびしさ まさりける 人目も草も かれぬと思へば / 源宗于朝臣
(読み)
やまざとは ふゆぞさびしさ まさりける ひとめもくさも かれぬとおもえば / みなもとのむねゆきあそん
(訳)
山里はとりわけ冬がさびしさがまさって感じられるものです。訪ねてくる人もなく、草木も枯れてしまうことを思うと。
(出典)
01『古今和歌集』
(作者)
源宗于朝臣(みなもとのむねゆきあそん)(~939)
・三十六歌仙の1人。
・光孝天皇(15「君がため春」)の孫。臣籍に降り源性になる。
・『古今集(古今和歌集)』に15首の歌が残る。
(品詞)
・山里
名詞
・は
助詞・係助詞
・冬
名詞
・ぞ
助詞・係助詞
・さびしさ
名詞
・まさり
動詞「まさる」ラ四(連用)
(ら/り/る/る/れ/れ)
・ける
助動詞「けり」詠嘆(連体)
連用形接続・ラ変型
((けら)/〇/けり/ける/けれ/〇)
・人目
名詞
・も
助詞・係助詞
・草
名詞
・も
助詞・係助詞
・かれ
動詞「かる」ラ下二(連用)
(れ/れ/る/るる/るれ/れよ)
(掛詞)
ー 枯れ
ー 離れ
・ぬ
助動詞「ぬ」完了(終止)
連用形接続・ナ変型
(な/に/ぬ/ぬる/ぬれ/ね)
・と
助詞・格助詞
・思へ
動詞「思ふ」ハ四(已然)
(は/ひ/ふ/ふ/へ/へ)
・ば
助詞・接続助詞
(活用語)
山里は 冬ぞさびしさ まさり ける 人目も草も かれ ぬと思へば
[動詞]
・まさる
・かる
・思ふ
[助動詞]
・ける・・「けり」詠嘆
・ぬ・・「ぬ」完了
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