48. 風をいたみ 岩うつ波の おのれのみ くだけて物を 思ふころかな / 源重之
(読み)
かぜをいたみ いわうつなみの おのれのみ くだけてものを おもうころかな / みなもとのしげゆき
(訳)
あまりに風が激しいので岩を打つ波が砕け散るように、私の心もくだけて思い悩んでいるこの頃よ。
(解説)
・「風をいたみ」・・あまりに風が激しいので
(出典)
06『詩歌和歌集』
(作者)源重之(みなもとのしげゆき)。(~1000)
・56代清和天皇の曾孫。63代冷泉天皇に仕えた。三十六歌仙の一人。
・日本全国を旅して歌を詠んだ。地方官を歴任し、最後は陸奥国で没した。
(品詞)
・風
名詞
・を
助詞・間投助詞
・いた
形容詞「いたし」ク活用
(語幹)
・み
接尾語
・岩
名詞
・うつ
動詞「うつ」タ四(連体)
(た/ち/つ/つ/て/て)
・波
名詞
・の
助詞・格助詞
・おのれ
名詞
・のみ
助詞・副助詞
・くだけ
動詞「くだく」カ下二(連用)
(け/け/く/くる/くれ/けよ)
・て
助詞・接続助詞
・物
名詞
・を
助詞・係助詞
・思ふ
動詞「思ふ」ハ四(連体)
(は/ひ/ふ/ふ/へ/へ)
・ころ
名詞
・かな
助詞・終助詞
(活用語)
風をいたみ 岩うつ波の おのれのみ くだけて物を 思ふころかな
[動詞]
・うつ
・くだく
・思ふ
[形容詞]
・いたし
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